COLUMN

外壁の色の選び方|色見本で失敗しにくい決め方と、京都で色に決まりがある地域

大きめの塗り見本を外壁に当て、窓枠の色と見比べる様子のイラスト

外壁の塗り替えで、色が決められない方へ。京都市内で、使える色に決まりがあるか知りたい方へ。

SUMMARY

結論:大きめの塗り見本を、外で家の壁に当てて決める。京都市内なら先に地区を調べる

外壁の色は、小さな色見本より、大きな壁に塗ったほうが明るく鮮やかに見えやすいものです。 色見本帳やシミュレーションで候補をしぼったら、実際の塗料で塗った大きめの見本を作ってもらい、 晴れの日・曇りの日、近く・遠くから、屋根やサッシと並べて見てから決めます。

京都市の美観地区・美観形成地区・建造物修景地区には、外壁に使えない鮮やかな色があり、 色を変える塗り替えには地区によって認定・届出・許可が要ります。 風致地区は、つやの少ない薄茶色か灰色が基本です。色を決める前に、家の地区を調べてください。

WHY IT LOOKS DIFFERENT

色見本と塗ったあとで、色が違って見える4つの理由

塗料メーカーや外壁材メーカーも、見本と実物の見え方の差に注意するよう呼びかけています。 理由が分かると、確かめ方も決まります。

面積:大きな壁ほど、明るく鮮やかに見えやすい
塗料メーカーの日本ペイントは「大きい壁に色を塗ると、小さなカラーサンプルで見たときよりも明るく鮮やかに見えることもあります」と案内しています(面積効果)。外壁材メーカーのニチハは、面積が大きいほど明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える傾向がある、としています。
光:向き・天気・時間で変わる
壁の向き、日の当たり方、時間帯で色の見え方は変わります。光の種類によって色が違って見えることもあるため、関西ペイントは「実際に塗装する現場の光源で色を確認」するよう案内しています。
紙と画面:印刷や画面の色は、塗料の色とは別もの
カタログの印刷や、スマホ・パソコンの画面に出る色は、塗った色とずれます。関西ペイントは、印刷インクの色見本で塗料の色を決めないよう案内しています。
壁の凹凸:同じ色でも、ざらざらした壁は違って見える
平らな紙の見本と、凹凸のある実際の外壁とでは、同じ色でも見え方が変わることがあります(ニチハ)。

HOW TO CHOOSE

失敗しにくい色の決め方6つ

上から順に進めると、迷う時間が短くなります。

  1. 京都市内なら、先に家の地区を調べる

    美観地区や風致地区などに入っていると、使えない色や、塗り替えの前の手続きがあります。好きな色を決めてから使えないと分かるより、先に範囲を知っておくほうが迷いません(下の「京都で色に決まりがある地域」)。

  2. 候補を2〜3色にしぼる

    色見本帳や、塗料メーカーのシミュレーションで全体の雰囲気を見て、候補をしぼります。この段階では「だいたいこの方向」まで決まれば十分です。

  3. 色は、色見本の番号で伝える

    日本塗料工業会の「塗料用標準色」の色票番号や、塗料メーカーの色見本帳の番号で伝えます。番号なら、言葉で「明るいベージュ」と伝えるより行き違いが起きにくくなります。

  4. 大きめの塗り見本を作ってもらう

    小さな色票だけで決めず、実際の塗料で塗った大きめの見本(塗り板)を用意してもらいます。関西ペイントも、大面積での印象の違いを避けるために大きめの塗り見本で確かめるよう案内しています。

  5. 外で、家の壁に当てて見る

    晴れの日と曇りの日、朝と夕方、日なたの面と日かげの面で見比べます。近くからだけでなく、道の向かい側など少し離れた所からも見てください。

  6. 塗らない部分と並べて見る

    屋根、サッシ(窓枠)、雨樋、玄関ドア、ベランダの手すりなど、今回塗らない部分の色と並べて見ます。塗る範囲(雨樋や軒裏も塗るか)を、見積もりのときに確かめておきます。

雨樋の色まで塗りそろえる前に、外れやゆがみ、詰まりがないかを確かめておくと安心です。地上からの見方と直し方は、雨樋の修理|詰まった・外れた・ゆがんだときの直し方と、自分でしてよいことにまとめています。

COLOR SAMPLES

外壁の色見本の種類と、見るときのコツ

日塗工の「塗料用標準色」

塗装の色見本でよく使われるのが、日本塗料工業会(日塗工)が出している「塗料用標準色」です。 実際の塗料で作った色見本帳で、最新の2024年P版には600色が載っています(次の版は2027年に出る予定)。 日本塗料工業会は、この色票番号で指定すれば、国内のどのメーカー・塗料店・塗装店に頼んでも希望の色が手に入る、と案内しています。

色票番号は、色を数で表す「マンセル値」に対応しています。京都市の景観の決まりはマンセル値で書かれているので、 候補の色が決まりに合うかを確かめるときにも番号が役立ちます。 ただし関西ペイントは、マンセル値だけで色を指定するのはおすすめしない(指定どおりの色にならないことが多い)としています。 頼むときは、色票番号やメーカーの色番号で伝えてください。

塗料メーカーの色見本帳

使う塗料が決まっていれば、そのメーカーの色見本帳から選ぶこともできます。 見本帳の色は小さなチップなので、最後は大きめの塗り見本で確かめます。 大きな見本は有料で作ることになる場合もあるので、見積もりのときに、塗り見本を用意してもらえるかを聞いておくと安心です。

見るときのコツ

左から、日なたと日かげで塗り見本を比べる、離れた場所から見る、窓枠や雨樋など塗らない部分の色と並べて見る方法のイラスト
  1. 左:日なたと日かげで比べる
  2. 中央:離れた場所からも見る
  3. 右:窓枠・雨樋などの色と並べる

大きめの塗り見本の確認方法を示したイラストです。画像は実際の塗料の色を再現したものではありません。色は、実物の塗り見本を外で見て確かめてください。

  • 見本は外で、今の外壁に当てて見る(部屋の明かりの下では決めない)
  • 日なたの面と日かげの面の両方で見る
  • 近くからだけでなく、道の向かい側など離れた所からも見る
  • 屋根・サッシ・雨樋・玄関ドアなど、塗らない部分の色と並べて見る
  • 候補を2〜3色並べて見比べる。1色だけだと、良し悪しが分かりにくい

SIMULATION

外壁の色のシミュレーションの使い方

塗料メーカーのホームページには、家の絵に色を当てはめて全体の雰囲気を見られるシミュレーションがあります (例:エスケー化研の外壁塗装のカラーシミュレーション)。 外壁と屋根の組み合わせや、2色で塗り分けたときの感じをつかむのに便利です。

ただ、画面に出る色は、スマホやパソコンによって変わり、実際の塗料の色とも違います。 エスケー化研のページにも「実際の色目に関しては、見本帳でご確認ください」と書かれています。 シミュレーションは「方向を決める道具」と考え、最後は塗り見本で決めてください。

POPULAR COLORS AND DIRT

人気の色と、汚れの目立ちにくさ

人気の色

外壁の色の人気を、順位や割合で示した公的な統計は見つかりませんでした。 参考までに、外壁材メーカーのニチハは、自社の実績から戸建ての人気の色として ホワイト・グレー・ブラック・ブラウン・ネイビーの5つを挙げています(順位や割合は示されていません。新築の外壁材の話です)。

京都市の美観地区や風致地区では、このうち使えない、または基本から外れる色があります。 たとえば風致地区は明るさが明度6.0〜8.0なので、白(白しっくいなどを除く)や黒は外れます。 ネイビーのような青系は、美観地区などで鮮やかさ(彩度)が2を超えると使えません。 くわしくは下の「京都で色に決まりがある地域」をご覧ください。

汚れが目立ちにくい色・目立ちやすい色

ニチハは、グレー・アイボリー・ベージュ・ブラウンなどは汚れが比較的目立たず、 ホワイト・ブラック・原色系は比較的目立ちやすい、としています。 グレーは、砂ぼこりや排気ガスの汚れと近い色なので目立ちにくい、という説明です。

雨だれの跡やコケなど、今すでに汚れが気になる面がある家は、とくにその面で色見本を当ててみてください。 汚れが付きにくい性質の塗料(低汚染型)もあるので、色とあわせて塗料も相談してください。

雨だれの跡やコケのほかに、塗り替えの時期を知らせるしるしは、外壁塗装は何年ごと?塗り替えの目安と、京都で塗りやすい季節・避けたい時期の「年数より大事な、塗り替えのサイン」にまとめています。

TWO-TONE

2色で塗り分ける(ツートン)ときの考え方

日本ペイントは、2色で塗り分けるときの印象の違いを次のように説明しています。

  • 縦に塗り分ける:都会的ですっきりした印象
  • 横に塗り分けて、濃い色を上に:新鮮でおしゃれな印象
  • 横に塗り分けて、濃い色を下に:安定感のある落ち着いた印象
  • 1階と2階の間に帯(アクセントライン)を入れる:明るい色ならやさしい印象、暗い色なら落ち着いた印象

2色にすると、色の組み合わせと塗り分ける位置の両方を決めることになります。シミュレーションで当たりをつけ、塗り見本は2色とも作ってもらうと安心です。 京都市の風致地区では、2色以上を使うときは色どうしの差が目立たないようにする決まりがあります。

KYOTO

京都で外壁の色に決まりがある地域

京都市には、町並みや自然の景色を守るために、外壁の色に決まりがある地区があります。 地区に入っていなければ、景観の手続きは要りません。まず、家がどの地区にあるかを調べます。

家の地区を調べる

京都市の京都市景観情報共有システムで、住所から調べられます。

  1. 住所を入れて、家のある場所の地図を出します。
  2. メニューの「景観」から「規制情報 景観保全」を選び、家の場所をクリックします。地区の名前が出ます。
  3. 同じように「規制情報 眺望景観」でも、家の場所をクリックします。
  4. どちらにも色が付いていない、または地区の名前が出なければ、景観の手続きは要りません。

外壁の塗り替えで要る手続き

表の印は、市の資料で確認が市の資料に書いてあること、 当サイトの読み方が市の資料から当サイトが読み取ったことです。 読み取ったことは、工事の前に市の担当課で確かめてください。

表は横にスクロールできます。

地区 今と同じ色で塗り直す 色を変える
美観地区・美観形成地区 当サイトの読み方
手続きは要らないと考えられます(見た目が変わらないため)
市の資料で確認
工事の前に「認定」が要ります。道・公園などと隣の家のどちらからも見えない面だけなら要りません
建造物修景地区 当サイトの読み方
手続きは要らないと考えられます
市の資料で確認
山ろく型は「届出」が要ります。それ以外の地区は、高さ10m以下の一戸建ての住宅なら届出の対象外です
風致地区 市の資料で確認
許可は要りません(元の色・材質での塗り直しは「修繕」の扱い)
市の資料で確認
工事の前に「許可」が要ります(色だけを変えるのも「意匠の変更」にあたります)

手続きにかかる日数の目安は、美観地区・美観形成地区の認定が決まりに合っていることがはっきりしていれば、2週間ほど、 風致地区の許可が標準21日(ただし書きの適用が要る場合は28日、審議会にかける場合は4か月)です。足場を組む日を決める前に、日数を工事の日程に入れておきます。 屋根もあわせて工事するときの決まりは京都市の景観の決まりと屋根工事にまとめています。

色を表す数「マンセル値」

京都市の決まりは、色を3つの数で表す「マンセル値」で書かれています。たとえば「5R4/14」は鮮やかな赤(色相5R、明度4、彩度14)です。

  • 色相:色合い。赤はR、黄赤はYR、黄はY、無彩色(白・灰色・黒)はNのように記号で表します
  • 明度:明るさ。0(真っ黒)から10(真っ白)まで
  • 彩度:鮮やかさ。0(白・灰色・黒)から始まり、数が大きいほど鮮やか

市の手引きでは、高明度は7以上、中明度は4以上7未満(場所や材料によっては8.5まで)、低明度は4未満、高彩度は7以上、中彩度は3を超え7未満、低彩度は3以下としています。

美観地区・美観形成地区・建造物修景地区:外壁に使えない色

次の色は、外壁の主な部分に使えません(色を付けていない木・土・石などの自然素材は除きます)。 明るさ(明度)の決まりはなく、鮮やかさ(彩度)の上限が色合いごとに決まっています。 赤や黄赤は彩度6まで、黄は4まで、それ以外の色合い(緑・青・紫など)は2までです。

色合い(色相) 使えない鮮やかさ
R(赤) 彩度が6を超えるもの
YR(黄赤) 彩度が6を超えるもの
Y(黄) 彩度が4を超えるもの
GY(黄緑) 彩度が2を超えるもの
G(緑) 彩度が2を超えるもの
BG(青緑) 彩度が2を超えるもの
B(青) 彩度が2を超えるもの
PB(青紫) 彩度が2を超えるもの
P(紫) 彩度が2を超えるもの
RP(赤紫) 彩度が2を超えるもの

地区ごとの「基本とする色」

使えない色のほかに、地区の特徴に合わせて「基本とする色」の範囲も決まっています。 市の手引き(京の景観ガイドライン)では、次の3つに分けています。

自然の景色になじむ色

山ろく型・山並み背景型・岸辺型の美観地区など

R(赤)・YR(黄赤)・Y(黄)・N(無彩色)の色合いで、鮮やかさは低く(彩度3以下)、明るさは中くらい(明度4以上7未満)

歴史的な町並みになじむ色

旧市街地型・歴史遺産型・沿道型(三条通地区)の美観地区など

YR(黄赤)・Y(黄)・N(無彩色)の色合いで、鮮やかさは低く、明るさは中くらい。暗い灰色・黒(低明度のN)は、木や土などの自然素材に限られます。市の「よくある質問」では、旧市街地型美観地区の例として「明度4〜8.5、彩度3以下」を基本としています

通り沿いや市街地の町並みになじむ色

沿道型(幹線地区)・市街地型の美観形成地区など

YR(黄赤)・Y(黄)に加えて P(紫)・PB(青紫)・N(無彩色)の色合いで、鮮やかさは低く、明るさは中くらいか高め(明度7以上も可)

また、京の景観ガイドラインには、外壁の色の基準は建具(窓・ドアなど)や樋(雨樋)にも当てはまると書かれています。 これらの地区では、主な外壁に、つやのある材料も使えません(ガラスと自然素材を除く)。

風致地区:つやの少ない薄茶色か灰色

  • つやの少ない薄茶色か灰色が基本です(薄茶色は、京都の土壁の上塗りに使われてきた「じゅらく」の色がもとになっています)。
  • 色合いは Y(黄)・YR(黄赤)・N(無彩色)のどれかで、明るさは明度6.0〜8.0。鮮やかさの上限は色合いごとに表で決まっていて、いちばん鮮やかなものでも彩度4.0までです。
  • 白は、白しっくい塗りの素材の色(と、和風の外観の建物で石膏プラスターを使う場合)などに限って認められています。焼杉板張りも素材の色のまま使えます。
  • 2色以上で塗り分けるときは、色どうしの差が目立たないようにします。

この記事で扱っていない地区

次の地区は、決まりが個別に細かく分かれているため、この記事では扱っていません。 外観を変える工事に許可や届出が要る地区もあるので、色を変える前に市の担当課で確かめてください。

  • 伝統的建造物群保存地区
  • 歴史遺産型美観地区の各界わい地区など
  • 眺望景観保全地域

京都市の相談先

受付時間は午前8時45分〜11時30分、午後1時〜3時です。

  • 美観地区・美観形成地区・建造物修景地区・眺望景観保全地域:京都市 都市計画局 都市景観部 景観政策課(都市デザイン担当)(075-222-3474)
  • 風致地区:京都市 都市計画局 都市景観部 風致保全課(075-222-3475)
  • 伝統的建造物群保存地区・修理や修景の助成:京都市 都市計画局 都市景観部 景観政策課(075-222-3397)

OUTSIDE KYOTO CITY

京都市の外でも、色を変えるときに手続きが要る地域

京都府内のほかの市町にも、景観や風致の決まりがあります。当サイトで確かめたものを挙げます。 ほかの市町は、お住まいの市町の担当課で確かめてください。

  • 宇治市:届出が要るのは、ふつうの住宅なら「景観計画重点区域」の中だけです。重点区域の中では、外観の色を変える部分が10㎡を超えると、市への届出が要ります。重点区域の外では、高さ20mを超えるような大きな建物でなければ届出はいりません。( 宇治市「景観の届出の必要な行為」)
  • 京都府の風致地区:向日市・長岡京市・大山崎町などにある京都府の条例の「風致地区」では、屋根や壁の色を変える工事に、前もって許可が要ります。長岡京市は「外壁の塗替えをする場合」も事前に許可を受ける必要がある、と案内しています。( 京都府風致地区条例 第2条 ・長岡京市「風致地区」 )

BEFORE YOU ASK

相談するときに伝えるとよいこと

分かる範囲で、次のことを伝えていただくと、色見本や塗り見本の準備、手続きの見通しが立てやすくなります。

  • 家のある地区(京都市なら、景観の地区の名前。分からなければ住所)
  • 今の外壁の色と、外壁の種類(分からなければ、家の4面の写真)
  • 候補の色(色見本の番号)と、迷っている点
  • 屋根・サッシ・雨樋・玄関ドアなど、塗らない部分の色
  • 工事を終えたい時期(手続きが要る地区では、その日数も見込みます)

家の4面の写真を撮るときに外壁のひびが見つかったら、様子を見てよいひびか、早めに見てもらうひびかの見分け方を外壁のひび割れ|様子を見てよいひびと、早めに見てもらうひびの見分け方にまとめています。

京都やねリフォームにご相談いただくと、お住まいのエリアを担当する施工店が、外壁の傷みを調べ、色見本や塗り見本をそろえてお見積りをお出しします。 景観の手続きが要る地区では、申請はお客様か、お客様から頼まれた担当施工店が行います(当店は申請を代行しません)。 ご契約・お見積り・保証・ご請求は、担当施工店とお客様との間で直接行います。

外壁の塗り替えで色に迷ったら、京都やねリフォームにご相談ください。お住まいのエリアを担当する施工店が、外壁を見て色見本・塗り見本をご用意します。

070−8456−4032

受付時間 平日・土日祝 10:00〜19:00

時間外はフォームから承ります。翌日の朝一番にご連絡します。

24時間受付のフォームで相談する

FAQ

よくいただくご質問

色見本で選んだ色が、塗ったら明るく見えるのはなぜですか?

色は、面積が大きくなるほど明るく鮮やかに見えやすいためです(面積効果)。光の当たり方や時間帯でも見え方が変わります。小さな色票だけで決めず、実際の塗料で塗った大きめの見本を、外で家の壁に当てて確かめてください。

外壁の色のシミュレーションは当てになりますか?

全体の雰囲気や、2色の組み合わせの当たりをつけるのには役立ちます。ただ、画面の色は実際の塗料の色とは違って見えます。塗料メーカーも、実際の色は見本帳で確かめるよう案内しています。最後は塗り見本で決めてください。

汚れが目立ちにくい外壁の色はありますか?

外壁材メーカーのニチハは、グレー・アイボリー・ベージュ・ブラウンなどは汚れが比較的目立たず、ホワイト・ブラック・原色系は比較的目立ちやすい、としています。汚れが付きにくい性質の塗料もあるので、色とあわせて塗料も相談してください。

京都市で外壁の色を変えるとき、手続きは要りますか?

家が美観地区・美観形成地区にあれば工事の前に「認定」、風致地区にあれば「許可」が要ります。建造物修景地区は、山ろく型なら「届出」、それ以外の地区の一戸建ては届出の対象外です。どの地区にも入っていなければ、景観の手続きは要りません。地区は市の「京都市景観情報共有システム」で住所から調べられます。

今と同じ色で塗り直すだけでも、手続きは要りますか?

風致地区では、元の色・材質で外壁を塗り直すのは「修繕」の扱いで、許可は要らないと市の資料にあります。美観地区などでも、見た目が変わらない塗り直しは手続きが要らないと考えられますが、名指しした市の説明は見つかりませんでした。今の色が分かる写真を残し、工事の前に市の担当課で確かめてください。

雨樋やサッシの色にも決まりはありますか?

京都市の景観の手引き(京の景観ガイドライン)には、外壁の色の基準は建具や樋にも当てはまる、と書かれています。美観地区などで雨樋や窓まわりの色を変えるときも、外壁と同じように確かめてください。

SOURCES

この記事の出典

電話で相談 070−8456−4032 フォーム 24時間受付