GLOSSARY
屋根の用語集
屋根の見積りや業者の説明で、分からない言葉が出てきた方へ。
京都やねリフォームのページで使っている屋根の言葉38語を、分類ごとにまとめました。 くわしく説明している記事がある言葉には、記事へのリンクを付けています。
PARTS
屋根の部位
- 棟
屋根のいちばん高いところ
- 軒先
屋根のいちばん低い端
- 下屋
1階部分に架かる一段低い屋根
- 庇
窓や玄関の上に張り出す小さな屋根
- 屋根材
屋根のいちばん外側に葺く材料
- 棟 (むね)
-
- 切妻屋根の棟
2つの屋根面が頂上で合わさる部分
- 寄棟屋根の頂上の棟
4つの屋根面を持つ屋根の、頂上にある部分
屋根の形と、頂上にある棟を比べた模式図です。左は切妻屋根、右は寄棟屋根の例です。
- 棟
傾いた屋根面どうしが合わさる頂上の部分
切妻屋根の棟の位置を示す模式図です。
屋根のいちばん高いところで、傾いた屋根面どうしが突き合わさる部分です。雨風を直接受けるため、屋根の中でも傷みやすい場所の1つです。
- 切妻屋根の棟
- 軒先 (のきさき)
-
- 軒先
屋根のいちばん低い端
- 軒どい
軒先から落ちる雨水を受ける雨どい
軒先と軒どいの位置関係を示す模式図です。
屋根のいちばん低い端の部分です。屋根に降った雨はここまで流れてきて、雨どいに落ちます。
- 軒先
- 下屋 (げや)
-
- 下屋
張り出した1階部分に架かる低い屋根
- 2階の屋根
下屋より高い位置にある屋根
下屋と2階の屋根の位置関係を示した模式図です。手前の低い屋根が、1階部分を覆っています。
- 下屋
張り出した1階部分に架かる、一段低い屋根
- 庇
窓や玄関の上に張り出す小さな屋根
左は1階部分を覆う下屋、右は窓の上の庇の例です。
2階建ての家などで、2階の外壁より外に張り出した1階部分に架かっている、一段低い屋根です。京都市の補助制度では、屋根の軽量化は下屋を含めた屋根全体が対象とされています。
くわしく:京都市の屋根の補助金
- 下屋
- 庇 (ひさし)
-
- 窓の上に張り出す庇
小さな屋根で雨を受ける例
- 先端から落ちる雨水
受けた雨水が外側へ落ちる様子
窓の上にある庇と、雨水の流れを示した模式図です。庇の形は一例で、雨の入り方は風向きや庇の大きさによって異なります。
- 庇
窓の上に張り出した小さな屋根
窓の上に付く庇の一例です。形状や材料は建物によって異なります。
窓や玄関の上に張り出した小さな屋根です。日差しや雨が室内や出入り口に入るのを防ぎます。
- 窓の上に張り出す庇
- 屋根材 (やねざい)
-
- 瓦
曲面のある瓦を重ねて並べる例
- スレート
薄く平らな板状の屋根材を重ねる例
- 金属屋根
金属の板をつなぐ立平葺きの例
代表的な屋根材の形を比べた模式図です。素材や製品によって形状は異なります。
屋根のいちばん外側に葺く材料の総称です。瓦・スレート・金属などがあります。
- 瓦
STRUCTURE
屋根の下地と骨組み
- 屋根材
いちばん外側の材料(図は金属屋根)
- 防水シート(ルーフィング)
屋根材と野地板の間に敷くシート
- 野地板
屋根材と防水シートを支える板
- 垂木
野地板の下で屋根を支える骨組み
- 垂木 (たるき)
-
- 垂木
野地板の下で、屋根の傾斜に沿って並ぶ木材
- 野地板の裏側
垂木の上に張る板を、内側から見た状態
垂木と野地板を屋根の内側から見た模式図です。位置関係が分かるよう、屋根の一部分だけを示しています。
- 垂木
屋根の傾斜に沿って渡す木材
- 野地板
垂木の上に張る板
垂木と野地板の位置関係を示す模式図です。分かりやすいよう、野地板の一部を省略しています。
棟から軒先に向かって斜めに渡す木材で、屋根の骨組みの一部です。この上に野地板を張ります。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 垂木
- 野地板 (のじいた)
-
- 板材を並べた野地板
細い板を並べて屋根の下地にする例
- 合板の野地板
面の広い合板を張る例
野地板の形を比べた模式図です。屋根材と防水シートを省略しており、材料や構成は建物によって異なります。
- 通常の状態
野地板の表面と端が保たれている例
- 水を吸って傷んだ状態
変色や板の層の剥がれが生じた例
野地板の状態を比較した模式図です。屋根材と防水シートを省略しており、傷み方は一例です。
垂木の上に張る板で、屋根材と防水シートを支える下地です。雨漏りが続くと水を吸って腐ることがあり、屋根材の上からは傷みが見えません。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 板材を並べた野地板
- 防水シート(ルーフィング) (ぼうすいシート)
-
- シートが保たれた状態
下地を連続して覆っている例
- 破れがある状態
破れた箇所から下地が見えている例
屋根材を省いて、防水シートの状態を示した模式図です。破れ方は一例で、図だけで雨漏りの原因や補修方法を判断することはできません。
- 屋根材
図ではスレートを使用
- 防水シート
屋根材と野地板の間に敷く
- 野地板
防水シートと屋根材を支える板
防水シートは屋根材の下、野地板の上に敷きます。各層が見えるよう、手前の屋根材とシートの一部を省略した模式図です。
野地板と屋根材の間に敷くシートです。屋根材のすき間から入った雨水を、下地に届く前に食い止める役目があります。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- シートが保たれた状態
- 下地 (したじ)
-
- 野地板
屋根材と防水シートを支える板
- 貫板
棟板金を固定するための板(図は木製)
「下地」は屋根材を支えたり固定したりする部分の総称です。板が見えるよう、屋根材などの一部を省略しています。
屋根材の下にあって、屋根材を支えたり固定したりしている部分の総称です。野地板や貫板などを指します。
- 野地板
- 貫板 (ぬきいた)
-
- 通常の木製貫板
表面や端の形が保たれている例
- 雨水で傷んだ貫板
変色や端の崩れが生じた例
木製貫板の状態を比べた模式図です。内側が見えるよう棟板金の一部を省略しています。傷み方は一例です。
- 貫板
棟板金を固定するための細長い下地材
- 棟板金
貫板の上を覆う金属のカバー
木製の貫板と棟板金の位置関係を示す模式図です。内側が見えるよう、手前の棟板金を省略しています。
棟板金を固定するために、棟の下に取り付ける細長い板です。木製のものは、釘穴などから入った雨水で腐ると釘が効かなくなります。
- 通常の木製貫板
MATERIALS
屋根材の種類
- 瓦
丸みや凹凸のある形(図は粘土瓦)
- スレート
薄く平らな板を重ねた屋根材
- 金属屋根
金属の板で葺いた屋根(図は縦葺きの一例)
- 瓦 (かわら)
-
- 瓦がそろった状態
瓦が列に沿って重なっている例
- 一枚がずれた状態
中央の瓦がずれ、重なり部分にすき間が見られる例
瓦の並び方を比べた模式図です。ずれ方は一例で、原因や必要な補修は実際の屋根の状態によって異なります。
- 瓦の曲面
凹凸のある形の瓦の例
- 重ねて葺いた状態
瓦を重ねて屋根の面を覆う
瓦の形と重なりを示す模式図です。瓦の形状や色は製品によって異なります。
粘土を焼いて作る粘土瓦が代表的な屋根材です。重さがあり、京都の古い木造住宅に多く使われています。凹凸があるため、上から別の屋根材をかぶせるカバー工法はできません。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 瓦がそろった状態
- 棟瓦 (むねがわら)
-
- 棟の瓦がそろった状態
上部の瓦が連続して重なっている例
- ずれが出た状態
上部の瓦がずれ、重なり部分にすき間が見られる例
棟瓦の状態を比べた模式図です。瓦の形やずれ方は一例で、原因や必要な補修は実際の屋根の状態によって異なります。
- 棟瓦
屋根の頂上に積み上げた瓦
- 屋根の面の瓦
棟から軒先へ向かう面に並ぶ瓦
瓦屋根の棟瓦の位置を示す模式図です。棟の形状や瓦の積み方は、屋根によって異なります。
- 棟瓦
屋根の棟に積み上げた瓦
- 漆喰
棟瓦の下のすき間をふさぎ、中の土を雨から守る白い塗り材
瓦屋根の一例です。中の土が見えるよう、端の一部を省略しています。
瓦屋根の棟に積み上げてある瓦です。漆喰や土で固定されています。
くわしく:「屋根が浮いてますよ」と訪問を受けたら
- 棟の瓦がそろった状態
- 漆喰 (しっくい)
-
- 漆喰が保たれた状態
白い塗り材で中の土を覆っている例
- 漆喰がはがれた状態
白い塗り材がはがれ、中の土が見えている例
棟瓦の下の漆喰の状態を比べた模式図です。はがれ方は一例で、必要な補修は実際の屋根の状態によって異なります。
- 漆喰
棟瓦の下のすき間をふさぐ白い塗り材
- 棟瓦
屋根の頂上に並ぶ瓦
棟瓦の下に使われる漆喰の位置を示す模式図です。棟の形状は屋根によって異なります。
消石灰を主な材料にした白い塗り材です。瓦屋根では棟瓦の下のすき間をふさぎ、中の土を雨から守っています。年月がたつと痩せたり、はがれたりします。
くわしく:「屋根が浮いてますよ」と訪問を受けたら
- 漆喰が保たれた状態
- 土葺き (どぶき)
-
- 瓦
土の上に並べる屋根材
- 土の層
瓦の下に載せた土
瓦の下の土が見えるよう、一部の瓦を省略した模式図です。土葺きの構造の一例を示しています。
屋根に土を載せ、その上に瓦を並べて固定する昔の葺き方です。土の分だけ屋根が非常に重くなります。
くわしく:京都市の屋根の補助金
- 瓦
- 桟瓦 (さんがわら)
-
- 裏側の突起
桟に引っかけて並べるための部分
桟瓦の裏側にある突起を示す模式図です。瓦の形や突起の形状は製品によって異なります。
- 桟瓦
裏側の突起を桟に引っかけて並べる瓦
- 桟(横木)
瓦を並べるために屋根に取り付ける横木
瓦と桟の位置関係を示す模式図です。一部の瓦を省略しており、裏側の突起や固定方法の細部は表していません。
左:土葺き
- 瓦の下の土
下地の上に葺き土を載せ、その上に瓦を並べる
右:桟瓦(引掛桟瓦葺き)
- 横木(桟)
瓦の裏の突起を桟に引っかけて並べる
瓦の下の違いを示す模式図です。各工法の一例を描いています。
瓦の裏側の突起を、屋根に打ち付けた横木(桟)に引っかけて並べる瓦です。土をほとんど使わないため、土葺きより軽くなります。
くわしく:京都市の屋根の補助金
- 裏側の突起
- スレート(コロニアル)
-
- 通常の状態
板の形と表面が保たれている例
- ひびが入った状態
板の表面にひびが生じた例
- 反りが出た状態
板の端が反って浮いた例
スレートの状態を比べた模式図です。ひびや反りの出方は一例で、必要な補修は実際の屋根の状態によって異なります。
- 薄い板状の屋根材
平らな形のスレートの例
- 重なり目
上の板が下の板に重なる部分
スレートの形と重なりを示す模式図です。形状や色は製品によって異なります。
セメントに繊維を混ぜて薄い板状にした屋根材です。「コロニアル」は商品名から広まった呼び方です。薄いため、経年で反ったりひびが入ったりして、人が乗ると割れることがあります。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 通常の状態
- アスベスト(石綿)
-
- 資料を確認
設計図書や建材の製品情報を調べる
- 現地で調査
専門家が実際の建材と資料を照合する
- 必要に応じて分析
含有の有無が不明な場合、分析調査などで確認する
見た目だけではアスベストの有無は判断できません。調査方法は専門家に確認してください。
以前は建材に混ぜて使われていた鉱物の繊維です。2004年より前に作られたスレートには含まれているものがあり、撤去するときは決められた方法で処理する必要があります。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 資料を確認
- 金属屋根 (きんぞくやね)
-
- 表面が保たれた状態
塗膜が保たれている例
- サビが出た状態
つなぎ目や端にサビが見られる例
金属屋根の表面状態を比べた模式図です。サビの出方は一例で、必要な補修は実際の屋根の状態によって異なります。
- 金属の板
薄い金属板で屋根を覆う
- 板のつなぎ目
図はつなぎ目が縦に走る葺き方の例
金属屋根の葺き方の一例です。製品や工法によって、形状や色は異なります。
金属の板で葺いた屋根です。ガルバリウム鋼板(アルミニウムと亜鉛の合金でめっきした鋼板)がよく使われます。瓦に比べてかなり軽い屋根材です。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 表面が保たれた状態
- 棟板金 (むねばんきん)
-
- 収まっている状態
板金の端が屋根に沿っている例
- 端が浮いた状態
板金と屋根の間にすき間ができた例
棟板金の状態を比べた模式図です。浮き方や固定具の状態は一例で、図だけで原因を判断することはできません。
- 棟板金
屋根の棟にかぶせる金属のカバー
- 貫板
棟板金の下にある、固定のための板(図は木製)
- 釘
棟板金の側面から貫板に留める釘
内部が見えるよう、棟板金の一部を省略した図です。
スレートや金属屋根の棟にかぶせてある金属のカバーです。貫板に釘で留めてあり、日射による伸び縮みで釘が抜けて浮くことがあります。瓦屋根には使われません。
- 収まっている状態
GUTTERS
雨どい
- 軒どい
軒先に沿って雨水を受ける横向きの雨どい
- たてどい
集めた雨水を地面まで流す縦向きの雨どい
雨水の流れ:屋根 → 軒どい → たてどい → 排水口
- 雨樋 (あまどい)
-
- 軒どいで受ける
屋根から落ちる雨水を集める
- たてどいで流す
集まった雨水を下へ流す
- 排水先へ送る
図は地面の排水口へ流す例
雨樋を通る雨水の流れを示す模式図です。排水先や配管の形状は、建物によって異なります。
屋根に降った雨水を集めて、地面や排水口まで流すための管です。落ち葉や土が詰まると、水があふれる原因になります。
雨樋が詰まった・外れた・ゆがんだときの直し方と、ご自身でしてよいことは、雨樋の修理|詰まった・外れた・ゆがんだときの直し方と、自分でしてよいことにまとめています。
- 軒どいで受ける
- 軒どい (のきどい)
-
- 水が流れる状態
排水口から、たてどいへ流れる例
- 落ち葉が詰まった状態
排水口に落ち葉がたまり、水があふれる例
軒どいの排水口付近を比べた模式図です。落ち葉が詰まると、水があふれる原因になります。
- 軒どい
軒先に沿って横向きに付き、雨水を受ける
軒どいの形と役割を示す模式図です。形状は製品によって異なります。
軒先に沿って横向きに取り付ける雨どいです。屋根から落ちてくる雨水を受けます。
- 水が流れる状態
- たてどい (たてどい)
-
- つなぎ目が収まった状態
上下の管がつながっている例
- つなぎ目が外れた状態
上下の管の間にすき間ができた例
たてどいのつなぎ目を比べた模式図です。管や接続部の形は一例で、外れた原因や必要な補修は実際の状態によって異なります。
- 軒どい
屋根から落ちる雨水を受ける
- たてどい
外壁に沿って雨水を下へ流す管
軒どいとたてどいのつながりを示す模式図です。
軒どいに集まった雨水を、地面まで流す縦向きの雨どいです。
- つなぎ目が収まった状態
WORK & ESTIMATES
工事と見積り
左:葺き替え
- 新しい屋根材
古い屋根材を撤去し、下地を確認・補修して新しい屋根材に替える
右:カバー工法
- 新しい屋根材
古い屋根材の上に新しい屋根材を重ねる
- 残る古い屋根材
元の屋根材と下地が残る(図はスレート屋根の一例)
- 葺き替え (ふきかえ)
-
- 古い屋根材を撤去
既存の屋根材を取り除く
- 下地を確認・補修
野地板などの状態を確認し、傷んだ部分を直す
- 新しい屋根材で葺く
防水シートを敷き、新しい屋根材に替える
スレートから金属屋根へ葺き替える流れの模式図です。必要な補修や屋根材は、建物の状態によって異なります。
古い屋根材を撤去して、下地から新しくする工事です。下地の傷みを確認して直せ、軽い屋根材に替えれば屋根を軽くできます。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 古い屋根材を撤去
- カバー工法 (カバーこうほう)
-
- 新しい屋根材
既存の屋根の上に重ねる金属屋根の例
- 新しい防水シート
既存の屋根材と新しい屋根材の間に敷く
- 残る既存の屋根材
古いスレートを撤去せずに残す
スレート屋根に金属屋根を重ねる一例です。各層が見えるよう、手前の屋根材と防水シートを一部省略しています。
古い屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材をかぶせる工事です。廃材が少ない一方、元の屋根材が残るぶん屋根は重くなり、下地の傷みは見えないまま残ります。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 新しい屋根材
- 部分補修 (ぶぶんほしゅう)
-
- 補修前:割れた瓦
屋根の一部に割れがある例
- 補修後:一部を交換
傷んだ瓦を交換し、周りの瓦は残す
割れた瓦を交換する部分補修の一例です。黄色の線は交換した瓦を示しています。必要な補修範囲は、実際の屋根の状態によって異なります。
- 部分補修
屋根全体ではなく、傷んだ部分だけを直す工事
- 足場
高いところで安全に作業するために、一時的に組む床や通路
部分補修と足場を示すイラストです。工事の一例を描いています。
屋根全体ではなく、傷んだ部分だけを直す工事です。瓦のずれ直し、漆喰の詰め直し、棟板金の交換などがあります。
部分補修の見積りで金額に幅が出る理由と、見積書のどこを見ればよいかは、屋根の部分修理、見積もりの金額に幅がある理由|金額を動かす8つと見積書の見方にまとめています。
- 補修前:割れた瓦
- 足場 (あしば)
-
- 作業用の床
作業や移動のために設ける床
- 手すり
作業用の床の外側に設ける部材
- 支柱
足場を支える縦の部材
足場の主な部材を拡大した模式図です。構造が見えるようネットを省略しており、実際の構成は工事や建物によって異なります。
- 足場を覆うネット
外側にネットを張った外観の例
- 作業用の床
建物の周囲に設けた床や通路
ネットで覆われた足場の外観の一例です。内側の構造が見えるよう、ネットを薄く描いています。
- 作業用の床
建物の周囲に設ける床や通路
- 手すり
作業用の床の外側に設ける
- 支柱
足場を支える縦の部材
建物の周囲に組む足場の模式図です。構造が見えるよう、飛散防止用のネットを省略しています。
高いところで安全に作業するために、建物のまわりに一時的に組む作業用の床や通路です。見積りでは、足場代を総額に含める会社と別に書く会社があります。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 作業用の床
- コーキング
-
- 目地がふさがれた状態
充填材が両側に接している例
- ひび・剥がれが出た状態
充填材にひびや、端のすき間が見られる例
外壁の目地に使われたコーキングの状態を比べた模式図です。図だけで雨漏りの原因や補修方法を判断することはできません。
- コーキング
板のつなぎ目のすき間を埋める充填材
- 充填に使う道具
筒に入った材料を押し出すコーキングガン
外壁のつなぎ目に使われるコーキングの一例です。
すき間を埋めてふさぐための、ペースト状の充填材です。雨漏りの入口が分からないまま塗っても効かないことがあり、あとの原因調査の妨げにもなります。
くわしく:雨漏り修理は自分でできる?
- 目地がふさがれた状態
- 縁切り (えんぎり)
-
- 塗料でふさがった重なり目
中に入った水の出口がふさがった状態
- すき間が開いた重なり目
中に入った水が外へ抜ける状態
重なり目と水の出口を拡大した模式図です。右は排水のすき間が開いた状態を示しています。
- 重なり目のすき間
塗料でふさがらないように排水のすき間を確保する
排水のすき間を強調した模式図です。縁切りの方法は屋根材や状態によって異なります。
左:コーキング
- すき間を埋める充填材
図は外壁の板のつなぎ目をコーキングでふさぐ例
右:縁切り
- スレートの排水すき間
塗料でふさがらないように、重なり目のすき間を確保する
右は縁切り後のすき間を拡大した模式図です。縁切りの方法は屋根材によって異なります。
スレートの屋根を塗り直すとき、重なり目が塗料でふさがらないように切り離しておく作業です。重なり目は、下に入った水の出口にもなっているため、ふさがると雨漏りにつながることがあります。やり方は屋根材によって違います。
- 塗料でふさがった重なり目
- 現地調査 (げんちちょうさ)
-
- 建物を確認
実際の建物を見て状態を確かめる
- 傷みを記録
傷んでいる場所と範囲を確かめる
- 工事の条件を確認
足場など、工事に必要なことを確かめる
現地調査で確認する内容の一例です。右の足場は、工事に必要な条件を検討するイメージです。
業者が実際に建物を見て、傷みの場所や範囲、工事に必要なことを確かめることです。正確な見積りはこのあとに出ます。
雨漏りの現地調査で使われる6つの調べ方と、それぞれで分かること・分からないことは、雨漏りの原因の調べ方|屋根以外?結露?見分け方と6つの調査方法にまとめています。
- 建物を確認
- 相見積り (あいみつもり)
-
- 同じ工事の見積りを集める
複数の業者の見積書を並べて比べる
- 前提がそろっているか確認
工事範囲や足場代の扱いなどを比べる
相見積りを比べるイメージです。見積書の形式は業者によって異なります。
同じ工事について、複数の業者から見積りを取って比べることです。足場代の扱いなど、見積りの前提がそろっているかを確かめないと正しく比べられません。
くわしく:葺き替えとカバー工法の違い
- 同じ工事の見積りを集める
SUBSIDIES
補助金と耐震
- 屋根の軽量化 (やねのけいりょうか)
-
- 葺き替え前:瓦屋根
重い屋根材を撤去する
- 葺き替え後:金属屋根
軽い屋根材へ替えて、建物にかかる重さを減らす
瓦屋根から金属屋根へ葺き替える例です。補助制度での軽量化の定義は、下の説明をご確認ください。
重い屋根を軽い屋根に葺き替えて、建物にかかる重さを減らす工事です。京都市の補助制度では、土葺きの瓦から桟瓦や金属屋根へ、または桟瓦から金属屋根へ「葺き替える」工事と定義されています。
くわしく:京都市の屋根の補助金
- 葺き替え前:瓦屋根
- 簡易耐震改修 (かんいたいしんかいしゅう)
-
- 屋根
屋根を軽くするなどの改修
- 壁
壁の補強などの改修
- 床
床組などを強くする改修
- 基礎などの足元
基礎や土台などの補強・修繕
改修箇所を示す模式図です。必要な工事や補助の対象は、建物や市町村の制度によって異なります。
屋根の軽量化や、壁・床・基礎の補強など、決められた簡易な方法で木造住宅の耐震性を上げる工事です。京都府の補助の仕組みがあり、市町村が補助を行っています(制度の有無や内容は市町村ごとに違います)。
くわしく:京都府21市町の屋根の補助金の比較
- 屋根
- 耐震診断・評点 (たいしんしんだん・ひょうてん)
-
- 耐震診断
建物が地震にどれくらい耐えられるかを調べる
- 評点
診断の結果を数字で表したもの
耐震診断と報告書のイメージです。図の表やグラフは、実際の診断結果を示すものではありません。
建物が地震にどれくらい耐えられるかを調べることを耐震診断、その結果を表す数字を評点といいます。京都府内の市の耐震改修の補助では、評点が1.0未満であることを条件にしている市が多くあります。
くわしく:京都府21市町の屋根の補助金の比較
- 耐震診断
- 交付決定 (こうふけってい)
-
- 申請書類の提出
補助制度で必要な書類を提出する
- 自治体の審査
工事内容や提出書類を確認する
- 交付決定の通知
補助金を出す決定が通知される
交付決定までのイメージです。図の書類は実際の様式ではありません。
申請を受けた自治体が、補助金を出すことを決めて通知することです。京都市の制度では、交付決定の通知より前に契約や着工をすると補助の対象外になります。
くわしく:京都市の屋根の補助金
- 申請書類の提出
- 京町家 (きょうまちや)
-
- 瓦屋根
通りに面した側に軒と入口がある外観の例
- 木の格子
通りに面した窓などに見られる格子
京町家の外観の一例です。
京都市内に残る伝統的な木造の町家です。京都市の耐震改修の補助では、1950年11月22日以前に着工した伝統構法の建物が「京町家」として扱われ、木造住宅とは上限額が別に決められています。
くわしく:京都市の屋根の補助金
- 瓦屋根
INSURANCE & TROUBLE
保険とトラブル
- 風災 (ふうさい)
-
- 瓦のずれ
風で瓦が動き、屋根にすき間ができた例
- 棟板金の浮き
風で屋根の頂部の板金が浮いた例
風による屋根の損害を示す模式図です。
台風や強風などの風による損害のことで、火災保険の補償の1つです。経年劣化による傷みは対象になりません。
くわしく:雨漏りに火災保険は使える?
- 瓦のずれ
- 点検商法 (てんけんしょうほう)
-
- 屋根の傷みを指摘
傷みを指摘して不安をあおる
- その場で契約を迫る
契約書やペンを差し出して、すぐに決めるよう迫る
屋根の傷みを指摘し、その場で契約を迫る場面のイメージです。
「無料で点検します」などと言って訪問し、屋根の傷みを指摘して不安をあおり、その場で工事の契約を迫る手口です。
くわしく:「屋根が浮いてますよ」と訪問を受けたら
- 屋根の傷みを指摘
- クーリング・オフ
-
- 契約書面を確認
契約内容やクーリング・オフの期間を確認する
- 契約解除を通知
書面や電子メールなどで通知する
契約書面の確認と通知のイメージです。図の書面や画面は、実際の様式ではありません。
訪問販売などで結んだ契約を、決められた期間内なら理由を問わず解除できる制度です(特定商取引法)。訪問販売では、契約書面を受け取った日から8日間です。
くわしく:「屋根が浮いてますよ」と訪問を受けたら
- 契約書面を確認
言葉の意味が分かっても、ご自宅の屋根がどうなっているかは見てみないと分かりません。お住まいのエリアを担当する施工店が、現地調査・お見積りを行います。
070−8456−4032受付時間 平日・土日祝 10:00〜19:00
時間外はフォームから承ります。翌日の朝一番にご連絡します。
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